ＢＡＲＩＧＯ　気圧・高度計　(有)山口商店　　2017/09/05　ホーム

■ ＢＡＲＩＧＯ　気圧・高度計

写真（右）Barigo Altimeter ��25、写真（左）はＳＵＵＮＴＯのタンデム

バリゴ・アネロイド式高度計　（Barigo ��25、��39 Altimeter）　

　　
バリゴ・アネロイド式高度計は、『高度が変われば気圧も変わる』という原理を利用した、登山用の気圧換算方式の高度計です。機器内部には、二枚の皿状の円盤を張り合わせ、中を半真空状態にした空盆（くうごう）があります。この空盆が圧力により微妙に変形することを利用したアネロイド（液体を使わない）型高度計です。バリゴ・アネロイド式高度計は、外周の表示盤（高度の目盛り）の部分と内側の表示盤（気圧の目盛り）の二つの構成になっています。指針が現在の高度に合っていない場合は自在に本体下部を回すことで調整することができます。回転させるときは本製品を両手で持って操作してください。

ご注意　
バリゴ社は、ドイツの南西部シュバルツヴァルト（黒い森）の中の精密機械の中心地であるシュヴエニングンにあります。ここは標高700mの高さにあり、バリゴ・アネロイド式高度計は―つ―つこの工場内で調整されています。このため標高0m付近では誤差の度合いが大きくなります。また、本製品は登山用であるため、高度1500m以上での使用を前提に設計されています。平地では気圧計の表示に若干誤差が生じやすくなります。
　

■ 使用方法
● まずはじめに登山を始める前に、正確な高度が分かる場所で高度を合わせます。バリゴ・アネロイド式高度計の針が現在の高度を指すように高度計を回転させます。
● 高度を合わせたら登山を始めます。基本的に、山を登れば気圧が下がり、山を下れば気圧が上がりますので、この気圧の差を感知して指針が動きますので、これで高度を知ることができます。なお、正確な読みとりを行うために、バリゴ・アネロイド式高度計は水平に置いて目盛りを読んでください。
● 登山中も気圧配置は変化しています。このため高度表示に誤差が生じます。高度の確認できるところで高度の補正を行ってください。
● バリゴ��39は外側の目盛り一周が1000m単位となり、6周で6000mまで計測できます。何周しているかは中央上の窓にある数字に1000を掛け（窓に「2」が表示されている場合は、2×1000で2000mとなります）て見ます。高度を読むにはこれに指針が示している1000m以下の数字を足して読みとります。

● 内側の気圧の目盛りは大気圧の大きさを表すhPa（ヘクトパスカル、以前のミリバール）の表示です。同高度にいる場合には天候の変化によって気圧が変わることを確認できます。
例えば、ある高度にいる時に、指針を0mに合わせます。しばらくして指針が0mより大きい数字を示していれば気圧は下がったことになります。逆に0mより小さい数字を示していれば気圧は上がったことになります。一般に、気圧が下がれば下降気流が発生しやすく、雲が形成され、雨が降りやすいとされています。

　
※ 使用上・保管の注意
バリゴ・アネロイド式高度計に強い衝撃を与えないでください。
防水性はありませんので水濡れには十分ご注意ください。
直射日光を避け、室温で保管してください。

■ 仕様

■ バリゴ ��25　セット内容

本体、革ケース、吊紐

壁掛けホルダー

バリゴ ��25には壁掛け用のホルダーが付属しています。

木ねじで固定するか、両面テープで固定してください。

両面テープ使用の際にははがれ落ちないよう十分に注意してください。

販売終了 2014/01/20

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