バーテックス レーザー ジオ 2024/02/17 (有)山口商店 ホーム


 バーテックス レーザー ジオ  ハグロフ  Vertex Laser Geo

 

このページでは新しいバーテックス レーザー ジオ のご紹介をしていきます。(順次更新予定です。)

 

今まで森林関連の業務で多く使われてきましたバーテックスですが、この度 バーテックス(超音波距離計)、バーテックスレーザー(超音波距離計+レーザー距離計)のバーテックスレーザーが機能アップしてバーテックスレーザージオとして発売になりました。

ただ機能アップといってもとても多機能になり、今までにない電子コンパス、GPSなどが搭載されあらゆる測定に対応もできる携帯型万能測定機と生まれ変わりました。

         

お知らせ!

この度、内臓ファームウエアのバージョンが変更になりました。 2023/06/27

Vertex Laser Geo – Firmware ヴァージョン3.3

  • 以前はディスプレイに表示される高さが 2 行でスクロールされていましたが、古いVertex Laser, VL5 と同様より多くの高さが表示されます。

  • HEIGHT 1PL と同様、「 HEIGHT 3P 」、 HEIGHT DME 機能でコンパスの方向が表示されるようになりました。 (設定画面でコンパス必要とセットする必要があります。)

  • Line Clear 機能で高さの手動入力が可能に。線の高さを測定するときに Esc キーを押して手動で入力します。

  • すべての仰角モードでON ボタンを押し続けレーザーを連続的に発射します。

  • コンパス測定と同様、測定中に角度値をッドアップディスプレイに表示します。

  • 測定時間を短縮するために測位が必要ない場合、高さ測定時にコンパスをオフにできる設定を追加しました。

                  

■ 主な機能

★ 超音波距離測定 ※仕様8

★ レーザー距離測定 ※仕様9

★ チルトセンサーによる傾斜角測定 ※仕様7

  上記機能はバーテックスレーザーにあった機能です。現場の状況に応じて選択ができます。(バーテックスレーザーの機能

★ 電子コンパス内蔵で方位測定 ※仕様12

★ GNSS (マルチ衛星測位システム) による位置測定機能 ※仕様11

★ SSDディスク搭載 ※仕様4

★ Bluetooth搭載 ※仕様4 

 

上記機能搭載により色々な測定が可能になりました。

◎ 高さ測定 ※仕様6

◎ 面積測定 ※仕様10 

◎ 樹冠測定や離れた場所から目標物の大きさ、位置関係などを測定が可能。

◎ 取得したデータの多彩な利用が可能。 ※仕様17          

                 

 

                      

本体写真

         

ヘッドアップディスプレイ 

                      

■ 多彩な測定機能

      

測高(高さ測定)モード

測高モードには3点(3P)、1点(1P)、DME(超音波距離測定・距離設定)があります。

測高モードは測定対象物までの距離と測定高さ位置の仰角から対象物の高さや高度位置を求めるモードです。

これにより樹高、電柱や鉄塔、ビルや建物など構造物高さなどが求められます。

3点測高はレーザー測定で距離を測り測りたい位置にレーザーポインターを向けることで高さを測る事ができ大変便利です。

1点測高は1回の測定で距離(レーザー測定)と傾斜角を測り高さを算出します。(目標物に対して水平方から測ります。)

DME(超音波距離測定)は目標物にトランスポンダーを設置しトランスポンダーの位置と高さ方向の位置を測定します。

  (レーザー距離測定が使用しにくい場所に使用すると便利です。)

DME(距離設定)は距離を入力し高さ方向を測定し高さを求める方法です。

  (何らかの理由で距離を測れない場合や、距離を正確に測り高さを精度よく求めたい時にも便利です。)

 ※:上記測定モードは状況に応じて選択すると便利です。

        

3Dベクトルモード

3Dベクトルモードでは向こうの2点間の位置関係を測定できます。

手順としてはヘッドアップディスプレイを覗いて1点を測定し、次に2点目を測定します。

1点目を測定すると1点目の斜距離(SD)、水平距離(HD)、高さ(H)、斜角(DEG)、方位角(AZ)、がLCDディスプレイに表示されます。

2点目を測定すると2点目の斜距離(SD)、水平距離(HD)、高さ(H)、斜角(DEG)、方位角(AZ)、がLCDディスプレイに表示されます。

そして向こう2点間どうしの斜距離(SD)、水平距離(HD)、高さ(H)、斜角(DEG)、方位角(AZ)、がLCDディスプレイに表示されます。

これにより向こうの2点間の位置関係を求めたり、傾斜したスロープを状態や、傾斜した樹木の長さや傾斜角や傾斜している方向を、知る事ができます。またキャノピー(樹冠)の測定、コンパス測量に別の場所から辺長、方位角の測定が可能になります。利用用途は多彩です。

              

コンパスモード

コンパスモードでは電子コンパスがLCDディスプレイに表示されます。

またヘッドアップディスプレイを覗いて目標物を測定すると、目標物までの斜距離(SD)、水平距離(HD)、高さ(H)、斜角(DEG)、方位角(AZ)、がLCDディスプレイに表示されます。

これにより測点の位置測定(コンパス測量でポケットコンパスを用いて測る斜距離、斜角(目標への傾斜角)、測点までの距離が測れます。)が可能です。ポケットコンパスを用いたコンパス測量ができ大変便利で効率アップになります。

                      

角度モード

角度モードでは目標位置に対しての角度(傾斜)が計測できます。

目標を覗いてボタンを押します。目標方向の角度(DEG,GRAD,%)が表示されます。

トランスポンダーを使用して同時に距離(水平距離)の測定もできます。

電子クリノメータメータ―として利用が可能です。

                 

ラインクリヤーモード

ラインクリヤーモードでは、樹木を伐採したとき倒れた樹木が電線や建物などにかからないか等を調べる機能です。

倒した木が上の電線に架からないか?倒した木が道路や、建物にかからないか?など確認ができます。

安全な作業の確認等に利用できます。

            

デルタハイトモード

デルタハイト機能は、例えば送電線のたるみの量の測定などに利用できます。

送電線の両側の位置と一番垂れている電線の位置を測定し、送電線間の水平距離や垂れの量が測定可能です。

                      

マップトレイルモード

マップトレイル(MAP TRAIL)モードは、レーザー距離計、超音波距離計、GNSS(GPS)機能、電子コンパス機能を利用して、連続して測量していくモードです。森林測量ならコンパス測量、一般的な測量ならトラバース測量に相当し、路線(線形)などの測量に便利です。

GNSS機能を使ってその場所の位置(緯度、経度)を求め、その位置からレーザーまたは超音波距離計と電子コンパスを利用して次点の位置を求めていきます。また次点の位置が見通しがつかないなどで計測できない場合は、GNSS機能を使用して計測し測定を継続していくことが可能です。また計測した値は記録が可能なので後でパソコン等で確認ができます。

確認できるデーターはCSV形式とKML形式になっています。

CSV形式のファイルはエクセルで開くと表になって見ることができます。

KML形式のファイルはグーグルアースで開くことができます。測量した場所に観測した図を見る事ができます。

従来のトラバース計算ソフトにデータを入力すれば、精度などの計算や、座標値を利用して面積計算などが可能になります。

このマップトレイルの特徴は従来の森林測量システムで行っていたことが、システムに頼らずできてしまうことです。

価格の面からいってもかなりお安くできると思います。

また、マップトレイルでの測量ではポールにターゲットなどをつけて使用する事によって計測する位置を測定時に明確にすることが可能です。

ポールターゲットの併用もお勧めです。

                 

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マップターゲットモード

レーザー測定を使って3D及び2Dマッピング測定

ビルなど異なる大きさのターゲットを3Dマッピング作業するのに便利です。同じ機能を使用し視界の良い場所やビルの中など2Dエリヤを計算することができます。

GNSS(GPS)を使って面積測定

マップターゲット(MAP TARGET)モードはGNSS(GPS)機能を使って面積を測定します。測定が終了したらLCDディスプレイで結果を見る事ができます。周長も同時に表示されます。

また内蔵のBluetooth機能を使用して別のGNSS(GPS)機器で測定した位置データを使用する事もできます。

測定データは、CSV、KML形式で記録され、後でそのデータの使用も可能です。

使い方は簡単。エリアのIDを入力し初点の位置を測定します。その後測定したい場所を歩いて回ります。初点まで戻って終了します。

測定は5m間隔で行われ座標位置が記録されていきます。最初と最後の操作だけなので簡単です。

簡単に面積を確認したい時などに便利です。

                                     

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仕様

1

サイズ

93×63×72mm

2

重量

243 g

3

電池と消費量

充電式リチウムイオン 3.7V ( 内蔵 約2000回の測定)

充電時間 最大 3.5時間

USB mini Bインターフェース
充電器 110 / 220AC / 5VDC

車の充電器アダプター 12VDCケーブル (USB mini Bオス / USB タイプ Aオス .5m)
最大消費電力 0.9Wです。

4

コミュニケーション

IR, Bluetooth class 2  Spp (serial profile)  pin-code 1234
USB 2.0/SSD Disk.

5

使用温度

-20°C〜+ 45°C

6

高さ

0〜999 m / ft 最小表示 0.1 m / ft

7

角度(仰角)

-90°〜90°。単位 : Degrees 360°、Grads 400°、%

最小表示 0.1° 精度 : 0.1°

8

超音波距離測定

距離 : 30 m / 98 ft    (360°アダプター付き : 20 m / 60 ft)
最小表示 0.01m / 0.1ft  距離精度 : 1% 以上 。

9

レーザー距離測定

距離 : 46cm / 1.5ft 〜 700m / 2000ft (目標物により異なる)

精度 : 4cm / 0.1ft (標準) 最小表示 : 0.1m / ft (DMEモードで 0.01m / 0.1ft)

10

面積測定

0 < 面積 < 5000u または 0.5ha <面積 < 10000ha
0 < 面積 < 20000 平方フィート または 0.5エーカー < 面積 < 10000エーカー

11

GNSS受信機

33チャンネル高感度受信機 GPS、グロナス、ガリレオ、QZSS

リアルタイム補正内蔵
w SBAS(EGNOS、WAAS、MSAS、GAGAN)の精度(下記)
 上空の開けた地形で2.5m / 8.19ft まで

測位衛星
 GNSS衛星システム GPS(アメリカ)/ GLONASS(ロシア)/ガリレオ(EU)/ QZSS(日本)

 SBAS衛星増強システム : WAAS(アメリカ)/EGNOS(EU)/GAGAN(インド)/MSAS(日本)

12

方位測定

コンパス方位角 0〜360°、最小表示 0.1°、精度<1.5 RSME

13

区分等(分類等)

MIL-STD-810E. Housing frame material glass filled poly carbonate

IP67, NEMA6, Laser class 1, 7mm (FDA, CFR21)
Class 1m (IEC 60825-1:2001)

14

照準

赤い点 (倍率:1倍)

15

ディスプレイ

External Graphic LCD 100x60pixles. Internal Heads-updisplay

16

データフォーマット

Nmea or Ascii. IR, Bluetooth

17

ファイル形式

CSV と KML(Google Earth)

18

メモリ

2000データセット、不揮発性

19

その他の情報
詳細
付属品等

一脚スタッフ(安定した測定のため足ブラケット付)
超音波測定用トランスポンダT3(1個AA 1.5V) T3、アルカリ電池9mW)

アダプターと一脚のスタッフ、4つの部分(33-140cm)重さ270g 
アルミ運搬/収納ケース

ユーザーマニュアル

日本語ユーザーマニュアル(弊社作成分)

この仕様は2019年5月21日現在のものです。

          

セット内容

                       

 

                 

取扱説明書

                

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販売価格

                       

ご購入に関して

                       

ご購入は

 やまぐちしょうてんネットショップでも購入可能です。

 

    

   

履歴の件数

 

掲載:2019/01/28