小物測量機材 ワイゼー式測高器 (有)山口商店 2014/03/25
ワイゼー式測高器
樹木または建築物等の 高さを測定するのに用います。 |
■ 準備
革ケースの中に、見透し筒、目盛桿(振子付き)が入っています。 目盛桿(振子付き)は見透し筒の中に収納されています。 接眼部を取り外し中から目盛桿(振子付き)を取り出します。 目盛桿(振子付き)を、見透し部の穴に差込ます。 |
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使用方法
上記の準備の手順で組立て、先ず測定する樹木、あるいは建築物の下端から任意の距離まで後退して、その距離【A】を巻尺、その他で測ります。《下図参照》
これが例えば20mであったとすれば見透し面にはめてある目盛桿を出し入れさせて、その目盛を20に合わせます。次に見透し筒で樹木の頂点を視準して、目盛桿の上端から下がっている振子が静止したら静かに見透し筒の鋸歯にかませます。その時の歯の目盛が14あったとすれば14mは【B】の長さです。《下記詳細写真参照》
観測者の目の高さ【D】=【C】、測定物の全高は【B】+【C】ですから両方を加えれば求めることができます。単位は【A】を測った単位で与えられます。
■ 詳細写真
見透し筒と目盛桿(振子付き) |
拡大写真 |
見透し筒の鋸歯 |
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■ 樹木、建造物等の高さの測定が計算もなく簡単に行えます。
■ 小型軽量で携帯に便利です。
販売終了 2012/06/16
ご購入は やまぐちしょうてんネットショップでも購入可能です。
このQ&Aは、当社へのお問合せ等の内容と回答を掲載しています。
※は補足事項として回答させてもらいました。
Q |
この商品には、いわゆる〔取扱い説明書〕のようなものは無いのでしょうか? |
A |
取扱説明書は特にありません。(大変申し訳ありません。) 一般的に、測量関連の小物の機器については、ほとんど取扱説明書がないのが一般的です。 ※ワイゼー測高器の取扱方法について、問合せが時々あり、取扱説明と機器の紹介をのせた、ページを作成しています。参考にしてください。(このページ参照) その他、測量関連の書籍等に簡単に紹介されています。 また、下記ページでもワイゼー測高器の使い方についても、紹介されています。参考にしてください。 |
Q |
距離に応じて移動する縦のスケールの目盛のセット位置 (例えば、20mの場合20の目盛をどこに合わせるのか?) |
A |
見透し筒の目盛板の面に合わせます。(下写真参照) |
Q |
水平あるいは仰角が生ずる場合の測樹に比べて、俯角が生ずる測樹の誤差が大き過ぎるが、特別な方法があるのか? |
A |
特に特別な方法はありませんが、振り子の取付部等の動きを良くするために、潤滑材等をつけるのも良いと思われます。 |
Q |
(一般論として)距離を正確にセットした場合、どの程度の誤差を見込めばよいのか? |
A |
樹高目盛の鋸状の溝が50cm単位で固定されますので(目盛桿をメートル単位でセットした場合)、50cm程度とお考え下さい。(その他誤差の要因はないとした場合です。)(下写真参照) |