ライカ スマートセオ 測量機 (有)山口商店   2009/10/03 ホーム


 

ビルダーの用途例

 

建築物配置測量編 2

 

杭打ち、検測(座標を使う)

 

こんなところで便利では?

建設会社 ハウスメーカー 工務店

 

適合機種

ミニプリズム測距~800m)、メモリー付、縮尺係数機能付、レーザーポインター付

 ビルダー200MSパワー

ミニプリズム測距~800m)、メモリー付、縮尺係数機能付 ビルダー200MSパワー

フラットプリズム測距(~250m)、メモリー付 ビルダーR200MS

  


集合住宅、店舗、作業所などをメインに仕事をしているF建設では、敷地内に配置を決める「杭打ち作業」は座標は使って、トータルステーション行っています。

可視光レーザー搭載のビルダーで、杭打ち点をガイドし、作業効率の良さを体感してもらいました。

まず、現場に行く前に座標データーのビルダーへの転送を行います。

CDM

@座標データー取り込み RM/Mタイプのみ

 

検測した結果は、データ入力した場合と逆で、ビルダーRMなら添付ソフトCDMを使ってデータをPCへ転送できます。

 

エクセル等で作った数値(左側)をコピーしてCDMの画面(右側)に貼り付けます。

 

CDM

@座標データ取り込み つづき RM/Mタイプのみ

 

CDMにデータを貼り付けたら、メニューの「ファイル」から「器械へのアップロード」をクリックして座標データをビルダーへ転送します。

 

CDM

@座標データ取り込み つづき RM/Mタイプのみ

 

CDMにて「器械へのアップロード」した座標データをビルダーの「データ」画面で確認してください。

  X 座標

  Y 座標

  Z 座標 : 高さ

 

必要なデータが取り込まれていれば、事前準備完了です。

 


ビルダーの簡単 基本操作 1

@本体のキーボードの電源スイッチをオンにします。

A画面に従い器械本体を整準します。

Bこのときレーザーが地面に向かって出ますので、地墨(杭・鋲)に合わせます。

これで設置準備も完了です。


ビルダーの簡単 基本操作 2

Cページキーを押して「アプリ」のページに移動します。

Dプログラムの中から「墨出し」、最新バージョンでは「杭打ち」を選択します。

 

座標を使って杭うちを行うには?

既知点に器械を置く方法と、任意の点に器械を置いて既知点を測定する後方交会と2種類の設置方法が選べます。

 

A器械の設置

 

まずは、「設置」機能から「座標を使用」を選択します。

既知点に器械を置くか、任意の点に器械を設置するかを選択します。第1,2,3・・・点目は測定して求めます。

 座標を使用 <既知点に設置>

  P0: 器械点 器械を既知点に置く

  既知の方位角または最大5点までの既知点を後視します。

  P1: 2点目の既知点

  P2: 3点目の既知点

  P3: 4点目の既知点

 

 座標を使用 <任意の点に器械を設置=後方交会>

  P0: 器械点 任意の点に置く

  最低2点以上、最大5点までの既知点データから

  器械点を計算します。

  P1: 1点目の既知点

  P2: 2点目の既知点

  P3: 3点目の既知点

 

B杭打ち点の呼び出し

 

測点名で取り込んだデータを呼び出せば、X軸はキョリとして、Y軸はハナレとして、Z軸はタカサとして画面に表示されます。

Cグラフィック表示

画面の右側に杭打ち点は×印で、測点は◎で表示し、差分を下に数値で表示します。

 

結果を確認したい場合には「検測」を選択します。

D検測

 

杭打ち」画面で出した点を測ることで、杭打ち点の座標が「キョリ」、「ハナレ」、「タカサ」として表示されます。

 

  ◎ : 測定点、 ・ : それ以前の測点

CDM

E記録 RM/Mタイプのみ

検測した結果は、データ入力した場合と逆で、ビルダーRM/Mタイプなら添付ソフトCDMを使ってデータをPCへ転送できます。

 


  

  

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