DT-200 詳細 04 測 量 機 (有)山口商店 2005/02/19
■ 測定の準備 (機械の設置)
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本体の設置 |
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三脚に据えてください。 機械の特性と性能を十二分に発揮させるために、整準と求心は正確に行ってください。 |
参考 |
機械の整準と求心 |
(1) |
三脚の据付け 脚頭上で本体をスライドできる範囲は半径約2cmですから、必要に応じて錘球を使用し、脚頭の中心がこの範囲に入り、かつ概略水平になるように三脚を整置します。 |
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三脚を据えるには、先ず2本の脚の位置を定めた後、他の1本の脚を左右に動かして脚頭の左右方向を水平にし、次いでこの脚を前後に動かして脚頭を水平にします。ここで概略に求心されていれば脚を固定し、更に脚頭を水平にするには、3本の脚の1本の長さを固定して他の2本の長さを伸縮すると簡単です。 |
2 |
脚は動かないように足でしっかり踏込みます。 |
3 |
脚頭が概略水平になり、かつ中心が適当な範囲に入れば、作業中に脚や脚頭が動かないように各脚の緊定ねじを確実に締めます。 |
(2) |
脚頭への本体の取付けと概略の求心 本体を脚頭に取付け、定心桿を緩めて本体をスライドさせ、錘球が測点の真上にきた所で定心桿を軽く締めます。 |
(3) |
円形気泡管による機械の概略の整準 |
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整準ねじAとBを回し、泡を気泡管の上か下にします。 |
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次に整準ねじCを回し、泡を中央にします。 |
(4) |
托架気泡管による整準 |
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托架気泡管を整準ねじAとBを結ぶ線と平行に置き、AとBを操作して泡を中央にします。 |
2 |
次に本体を90'回転させ、整準ねじcを操作して泡を中央にします。 |
(5) |
求心望遠鏡による求心 求心望遠鏡の接眼を回して視度を合わせ、合焦ノブで測点がはっきり見えるようにピントを合わせます。
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(6) |
機械の完全な整準 (4)と同様の方法で精密に機械の整準を行ないます。本体を回転して望遠鏡をいずれの方向に向けても気泡が正確に中央にあることを確かめ、定心桿を確実に締めつけます。 |