フィールド計測機器の活用 |
(有)山口商店 |
2012/10/25 |
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林業関連での活用について |
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トゥルーパルス360(携帯型レーザー測量機)からのPDAへのデータの取込 |
距離、傾斜角度、方位が計測できる携帯型レーザー測量機(トゥルーパルス360)をPDA(携帯情報端末)に接続してみました。
トゥルーパルス360にはシリアルデータインターフェイスがありシリアルポートのコネクターがついています。このポートからPDAにデータを取込んでみます。
今回はPDAは、
HP @PAQ 212 ( Windows Mobile 6 Classic Edition )
PDAのアプリケーションプログラムは、
上記を使用してみました。
今回の接続はBluetoothで接続してみました。
トゥルーパルス用ダウンロードケーブルにParani-SD1000(Bluetoothシリアル変換アダプター)
を取付けて接続しました。(下写真参照)
上記の写真のように非常に小型でケーブルの先に吊り下げて使用できそうです。
ケーブルが長いようであれば短く加工も可能だと思われます。
Parani-SD1000 は付属のソフト Parani WIN (Parani-SD設定ソフトウエア)を使用して接続の設定とParani本体のディップスイッチで設定します。
また、PDA側はBluetoothの設定を行います。
FieldMapper-Pro のソフト側の設定は、システム設定から LRF (レーザーレンジファインダー)の設定でポートや通信条件を設定します。
施業測量からコンパス測量に入り、トゥルーパルス360の測定ボタンを押します。
測定後コンパス測量入力画面に測定値が取込まれます。(方位、高低角、斜距離)
トゥルーパルス360側の設定は特にありません。
【補足説明】 2010/12/17
現在、Bluetooth内臓タイプの物が販売されています。
Bluetooth内臓タイプのものであれば、上記のケーブル接続なしで接続が可能です。