ライカ スマートセオ 測量機 (有)山口商店 2009/10/01 ホーム
ビルダーの用途例
建築物配置測量編 1
墨出し、検測(座標を使わない) |
こんなところで便利では?
建設会社 ハウスメーカー 工務店
適合機種
ミニプリズム測距(~800m)、メモリー付 ビルダー200MSパワー
ミニプリズム測距(~800m)、メモリー付 ビルダーR200MSパワー
フラットプリズム測距(~250m)、メモリー付 ビルダーR200MS
フラットプリズム測距(~250m)、メモリー無し ビルダーR200S
戸建住宅などをメインに仕事をしているA建設では、敷地内に配置を決める「地縄・通り芯出し作業」は座標は使わずにセオドライトとテープで行っています。より精密な「墨出し作業」は外注していました。 そこでこのA建設にビルダーの杭打ちプログラムを使って、作業を行ってもらいました。 下記の図のようなイメージで配置用の位置を正確に出していきます。 |
ビルダーの簡単 基本操作 1
@本体のキーボードの電源スイッチをオンにします。 A画面に従い器械本体を整準します。 Bこのときレーザーが地面に向かって出ますので、地墨(杭・鋲)に合わせます。 |
これで準備完了です。
ビルダーの簡単 基本操作 2
Cページキーを押して「アプリ」のページに移動します。 |
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Dプログラムの中から「墨出し」を選択します |
墨出しを行うには? このプログラムは、土木の「杭打ち」に似たプログラムで、「距離と離れ」という機能を使用します。この「距離と離れ」は、基準線の始点(第1点)から基準線上の距離と左右の離れを入力して杭打ちするというものです。 |
@基準線の決定 まずは、基準線を「設置」機能から決定します。このとき器械を任意の場所に置くか、基準線の第1点目に器械を設置するかを選択します。第1、2点目は測定して求めます。 |
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基準線 <任意の点に器械を設置> P0: 器械点 器械を任意の場所に置く P1: 基準線の第1点目 P2: 2点目は基準にしたい線上 |
画面例 |
第1点目からの 「距離」 と 「離れ」 を直接入力するだけ。
*器械を第1点に置く事もできます。 |
基準線 <始点に器械を設置> P0: 器械点 基準にしたい線の始点に置く P1: 基準線上の任意の点または 終点 器械点座標がX0、Y0になります。 |
A距離と離れの入力 基準となる第1点目から墨出し点までの「距離」と「離れ」を入力して墨出し(測設)を行います。 ×:杭打ち点 ◎:測定点 (画面上の表示) |
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CDM |
B距離と離れ(オフセット)の入力時
ビルダー R の場合 本体に手で入力
ビルダー RM/M タイプ の場合 パソコンから無償添付ソフトCDMを使ってデータを転送します。 |
「検測」を選択します。 |
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C検測 「杭打ち」画面で出した点を測ることで、基準線からの「距離」と「離れ」が表示されます。 ◎:測定点 ・:それ以前の測点 |
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CDM |
D記録 ビルダー RM/のみ
検測した結果は、データ入力した時とは逆で、 ビルダーRMなら無償添付ソフトCDMを使ってデータをPCに転送できます。 |