DT-200 詳細 12 測 量 機  (有)山口商店   2005/02/19


測定時の注意事項

視準の方法 (参考)

望遠鏡を明るい方に向け、接眼を回し、十字線がはっきり見えるように視度を合せます。
(接眼は一度手前まで戻し、追込む方向で合せます。)

照準器の三角マークの頂点で目標を捕えます。照準器はある程度、離れて見てください。

合焦ノブで目標にピントを合わせます。

望遠鏡をのぞきながら目を左右、上下に振り,十字線と目標との間にズレ(パララックス)がある場合は、ピント合せ、または視度合わせせが不完全です。ズレのないようにしてください。

 

鉛直角の自動補正(チルト)について

(DT-212のみ)
チルトセンサーの働きにより、鉛直軸の傾きによる鉛直角の誤差を自動的に補正します。また自動補正の範囲を越えると、チルトオーバー”b”の表示になります。

整準ねじを操作して正確に機械を整準してください。

安定しない台や、風が強いときなどは、鉛直角の表示が安定しないことがあります。このときは自動補正(チルト)を停止してご使用になれます。

また精密な測定を行うときは自動補正(チルト)ONで使用してください。

(工場出荷時は、自動補正(チルト)ONになっています。)
自動補正のON/OFFの設定は「条件設定モード」で変更できます。