小物測量機材 メリジャン  2003/03/19


メリジャン

       

スイスの技術とアイデアの結晶  画期的な小型万能測量器
メリジャン測量器は世界各国で性能の優秀さが認められ,ユニークな小型測量器として独自の地位を占めています。各国の山林技師,測量士,測量助手,大学機関で愛用され,スイスの山林技師は「林道の測量にクリノメーターを使用したが,トランシット等の精密な測量器を使用したのと何ら変らない正確さが得られ,短期間に予想外の好成績を挙げた」と報告しています。又ドイツ・ダルムシュタット工科大学Bender教授は取扱い簡便で,信頼度の高いクリノメーターは予備的測量に最適であり,どんな場所でも迅速に測量できる一体構造のユニバーサルコンパスはすべての測量に使用できると述べています。我国でも東京大学教授加藤誠平先生他多数の方々から絶賛されています。

ユニバーサル測量器 1607

本器は三脚に取付けて使用される万能測量器で,特に水平角は折畳み拡大鏡とバーニアとにより5′まで測定でき,下部に組入れられたプリズムコンパスにより方位角は10′まで測定できます。
本器の上部にはクリノメーターが組入れてあり,傾斜の測定,水準測量等に便利です。又,本体には球形レベルが取付けてあり容易に水準位置が確められます。
本体寸法は55φX140mm,重量(ケース共)
710gのコンパクト設計です。

クリノメータ 1520

● 世界一取扱いが簡便である。
● 万能である。傾斜の測定は勿論,水準測量,距離測量,高さ測量,水平角の測定等に広く使用できる。
● 非常に小型・軽量である。重量は240gで寸法は100×30×12mmである。
● 精度が高い。使いなれると0.1%まで直読できる。
● クリノメーター1520(レンズ2個付):測定範囲は±100%,±50グレード,±45°:5〜500mまでの距離測定用スケール付。

使用方法(詳細)

ユニバーサルコンパス 1717

ユニバーサルコンパスは小型万能傾斜測定器メリジャン・クリノメーターに方位角,コンパストラバースの測定に便利なプリズムコンパスを折畳みできるようにちょう番を介して取付けたもので,簡便な携帯用万能測定器として定評があります。吊環をもって吊下げるとプリズムコンパスが重錘の作用をしてクリノメーターは鉛直状となり,又プリズムコンパスが水平を保つので一般には手に保持して使用できます。
プリズムコンパスのコンパスディスクは液体内で浮動するため振動を吸収し拡大プリズムにより10′まで正確に方位角を読取れます。
寸法は55×53×30mm,重量(皮ケース共)
250gのコンパクト設計です。

ワイゼン−コンパス 1752

ワイゼン−コンパスは傾斜のより極端な山岳部での使用に適するように設計されています。方位角測定用プリズムコンパス,5′までの水平角測定用バーニアケール及び0〜±100%までの傾斜測定用クリノメーターで構成された小型万能測定器です。本器は手で吊下げて使用することも,サポートに固定して使用することもできます。水準位置を確めるために球形レベルが組入れてあります。
本体寸法は50φX135mm,重量(ケース共)
580gのコンパクト設計です。

 

機械名 品番 標準価格
ユニバーサル測量器  1607 325,000円 
クリノメータ  1520 33,800円  
ユニバーサルコンパス  1717 87,500円 
ワイゼン−コンパス  1752 153,000円 

 ※ 参考価格

ご購入は  やまぐちしょうてんネットショップでも購入可能です。

 

ご購入に関して

 

クリノメータ 1520

 傾斜度の読取り例:測点が水平線(0°,0%,0gで示され測者の目の位置である)の上下・どれだけの高低にあるか(傾斜度)は,レンズの裏(曇りガラス面)に刻まれたパーセント(%),度(°),又はグレード(g)単位の目盛(表−1参照)で直接に読み取る。

@ 今,水平線(測者の目の高さ)より低い位置(物)を測る場合,つまり俯角の場合,2個のレンズの内,右側のレンズを使用する。
A 水平線より高い位置を測る場合,つまり仰角の場合,左側のレンズを使用する。
B 表−1は水平線より高い位置を測る時に使用する左側のレンズに刻まれた読取り図を示す。例えば,表−1では測点(●印)は60%,31°,又は34.5gの指示線と一致する。これらの数字がこの時の傾斜度を示す。以上のことを予備知識として,現品を手に持って下さい。
C つりわで目の前にクリノメーターを吊下げて、凸形のレンズをのぞく。
D 水平線より高い位置を測る場合,二個のレンズの内,左側のレンズに右目を当てて,読取り図(表−1)をのぞく。この時,レンズは望遠レンズでも,透明レンズでもありませんからレンズを通しては測点(対象物)は何も見えません。
E そのままの姿勢で,今度は左の目で測点を見る。つまり常に両目を使います。するとレンズに刻まれた読取り図(目盛と数字)がレンズ越しに拡大され,視界(前面)に虚像となって大きく示される。この時クリノメーターを左右,いずれかに多少動かしますとはっきり見える。この様子は図−1によく表現されている。
F 測者は視界に入る目標物の端(測点)と一致する目盛を読みとる。表−1では60%(31°)を示す。
G 水平線は左側のレンズの場合,読取り図の一番下に,右側のレンズの場合,一番上にO%,O°,0gの記号で示されています(表−1参照)。

道路等の傾斜線のプロット

  測者は予定の傾斜(図−1の場合10%)になるまで,標尺(図−1の場合一定高さのポールを持ったアシスタント)を移動させる。標尺が10%の傾斜角に一致する所に木杭を打込み一時的にマークをつける。
  本器を木杭の所に設置して,次の位置(10%の傾斜角の得られる地点)まで標尺を移動させて測量を続ける。本器の吊下げ位置と標尺は同じ高さにしなければならない。もし精密を要しない予備的測量の場合は,手で吊下げて使用すればよく,標尺(ポール)の代りに測者と同等の背丈の人に立ってもらえばよい。

水準測量 (leveling)
法面の構成に

  道路の全巾に対する横断面(図−2参照)を掘削したら、本器をスロープ(1)の元にセットする。その間にアシスタントは(2)の位置まで昇って立つ。そして水準測量用標尺(本器の高さと同一であること)の方を希望の傾斜との一致が得られる点(3)まで動かす。かくして堤は3点と1点問の部分で削除される。

高さの測定

  高さを測定する物体,例えば立木等から水平距離で,20m,30m又は40m等と離れて,クリノメーターを吊下げて保持し,最初に立木の先端の仰角を測定し,次に立木の根元を測定する(図−3参照)。この2つの角度を加えて100で割り,立木から測者までの距離をかければよい。
        例1 80%+10%=90%
           h=90/100×20(m)=18(m)
  もし立木の根元が測者の目より高い時は,根元の測定角を引かねばならず,立木から25m離れていれば次のようになる。
        例2 96%-24%=72%
            h=72/100×25(m)=18(m)

距離の測定には2つの方法がある

@ 距離測定用スケールを使用する方法
距離の測定には2mポールを用意する。2mの標尺を持ったアシスタントを測地点に立たせる(図−4参照)。測者は本器を吊下げずに手に保持して,距離測定用スケールの0目盛を標尺(2mポール)の下端に一致させておいて,次に標尺の上端に一致する目盛を読む(図−4の例では9.5m)。


A 角度目盛(パーセント目盛)を使用する方法・・・略

水平角の測定

本器を水平に保持(吊下げるのではありません)する。
度(360°)のスケールを見る。測定角度が度(。)スケールより大きい時は,その間に中間点を置いて,二分ないしそれ以上に分けて測定する。それらの各測定角の合計が求めている角度になる(図−5参照)。

現場で使いやすいプロの小道具です。